野村ノート
今更ながらであるが、「野村ノート」を読んだ。
心が変われば態度が変わる
態度が変われば行動が変わる
行動が変われば習慣が変わる
習慣が変われば人格が変わる
人格が変われば運命が変わる
運命が変われば人生が変わる
(中略)もとはインドのヒンズー教の教えから引用したものである。
この言葉を会社で部長/所属長から何かの講談の際に教えて頂いた時に、自分のなかで何かが変わったように思う。要はポジティブシンキング/ポジティブスパイラルなのだが(多分そういうと、「それは違う」と言われそうだ。厳密には違うことを理解した上で書いている。)、対比としてデフレシンキング/デフレスパイラルとして孔子の子路編から(あまりマイナーではないんだけど、国語の教科書にも使われたくらいなので)話をされたのが面白かった。
さておき、野球論、組織論、マネージメント論のみならず人生論までが詰まっており、非常に興味もって読むことができた。ドラッカー読むくらいなら平易(あくまで日本語として、であるが)なこちらの方が良いかもしれない。
図書館で借りてきたので、文庫を手元に置いておこう、そう思わせるくらいの本。
- 作者: 野村克也
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/09/01
- メディア: 単行本
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