電子工作

中学生時代から、電子工作をやっていたことがある。といっても、キットの組み立てと、ちょっと図面が読めたりする程度であるが。


実家には「デカデジ温度計」という1文字が16cm×8cmくらいのデジタル温度計がある。文字の1辺が5個の発光ダイオードでできている。この文字の一部が何年か前からつかなくなっていた。たとえば5と6が判別できない状態だった。そこで、もう寿命かなあと思っていた。作って20年近くなること、センサー自体がもう劣化してもおかしくないかなと思ったこと、裏側の基盤部分を触るとついたりつかなかったりするので、接触が悪いのかなあと思っていたのだ。
そこで、新しく作り直そうかなとおもっていたのだが、キット自体はもうない。
とすると考えられるのは

  1. デジタルの発光ダイオードの部分を最新のものに入れ替える
  2. 基盤を作り直し、ダイオード総入れ替え

ダイオード部分だけの入れ替えは、文字のでかいものがなかなか無くて断念。基盤から作るとなるとちょっと面倒。ということで、困ったなー、と思いながら、改めて見てみた。結構ダイオードの足部分にホコリがたまっていた。まあ、ちょっと掃除するか、と掃除してみると、これが、なんと、うまく行ったのだ。掃除してしばらく経つが、不良部分がなくなって元の状態になっている。


これにはびっくりした。
やっぱり精密機械はホコリは大敵なのね。と改めて感じたのだった。