名古屋お金学
- 作者: 岩中祥史
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2006/12/10
- メディア: 文庫
- この商品を含むブログ (4件) を見る
- 勝ち続ける名古屋
- 「名古屋人はケチ」の本当と噓
- 「あの人は始末がええで」(これの逆が近江商人の「しまつしてきばる」。ケチとは違う。以前に倹約とケチの違いについて書いた本を紹介したが、まさにそれ)
- 名古屋流の極意
- 派手好きなのに人並み志向
- 再評価される冒険しない「名古屋人」
と、目次の章立てを並べてみたが、いかにも名古屋人的思考。
でも私はあまのじゃくだから、逆方向に行ってる。無借金経営などええとこどりでうまいことやっているのが私か。ちょっと最先端を取り、人並みが嫌いで少し出し抜いてみようとしてみたり、冒険したりするのが好きだけど、堅実さは欠かさない。本当に必要なものにはお金を惜しみなく使い、不要なものには払わない。価格に見合った良いサービスやただでも丁寧な対応には正しく褒め、無理矢理切り詰めたサービスで悪いものを出すところやカネで解決しようとするサービス業は「あほか、あかん、カネはいらん、やるべきことをきちんとやれ」と断罪する。そんな私の思考は、やはりこういうところからも来ているのかもしれない。